ワイエスデンタルクリニック Blog
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビスフォスフォネート製剤について
ビスフォスフォネート製剤について
骨粗鬆症の治療薬としてビスフォスフォネート製剤(BP)はとても効果の高いものです、破骨細胞の働きを抑え骨吸収を抑制すると考えられているこの薬剤は50~60代以上の女性についてはなかば予防的に処方されているケースも多いようで、当院にもBPを服用している患者さんは多数来院されています。

これは高齢者の大腿骨骨折の5年生存率などを考えるとある程度しかたがないことなのかもしれませんが、歯科において問題になるのは、BP服用中の患者さんに対しての抜歯等の外科処置は、まれに顎骨壊死(BRONJ)と呼ばれる症状を引き起こすことがわかってきたからです。

顎骨壊死(BRONJ)を起こすと抜歯した部位の周囲の骨が壊死していつまでも創が閉鎖しません(簡単に言うと骨が腐ったようになり、なかなか治癒しません)

そのためBP剤服用中に抜歯等の処置が必要になった場合は服用を一時中止していただくのですが、薬を止めてもすぐに影響がなくなるわけではなく、通常3カ月以上の休薬が勧められています。(薬の影響を完全に無視するには3年とも言われています)
しかし実際は3か月も悠長に待っていられるケースばかりではないことが問題です。

BP剤を服用している年代はちょうど歯科の受診率も高く、また抜歯等の外科処置が必要なことが多い年代でもあります、BP剤による顎骨壊死(BRONJ)は頻度の高いものではないですが、一度なってしまうと治癒しづらく大変です。
BP剤を服用することになった場合、服用開始前に一度歯科医にも相談するようにしましょう、事前に歯科治療を済ませておくことで多くのリスクを低減出来ます。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。