ワイエスデンタルクリニック Blog
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インプラントの選択基準
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現在、インプラントを考える患者さんにとって、医院によって様々なインプラントがあり、価格も異なり何を選択すれば良いのか分かりにくい状況だと思います。

世界には、小さなものも含めると100種類以上のインプラントがありますが、そのうちで信頼のおけるものは、20~30種類、国際的なジャーナル、科学的な文献の数からは5種類と言われています。

ノーべル、ストローマン、3i、デンツプライ、ジンマー、そしてアストラです

上記のメーカーは長期に渡った基礎研究の数も膨大で、長期の臨床実績を持ちます。
世界シェアもこれらメジャーのインプラントメーカーでほぼ占められており、上記のメーカーであれば日本国内はもちろん世界中でアフターフォローやパーツの供給を受けることができます。

またノーベルのall-on-4やガイドサージェリーなど高度先進医療、難症例への対応が可能であることや、トレーニングコースや講習会の充実もその他マイナーとは差が出るところかと思います。

医院にとっては導入コスト(インプラント本体、周辺器材)が高いこともあり、治療費もやや高く設定されている場合が多いかと思いますが、国産や後発メーカーのインプラントに比べると信頼性は抜群です。


上記以外は、基礎研究、開発、臨床研究が、本当に少なく、商業ベースが否めません。
後発メーカーのなかには長期的にそのインプラントのサポートが供給されるかどうか、そもそもメーカーが存続しうるかどうかが不安なところも多くあります、使用ユーザーが少なければサポートが行き届かない地域も出てくるでしょう。
またメーカー主導による短時間の講習会を受けるだけで、さあ初めて下さいというところが多く、導入に当たっての敷居がとても低いのも怖いところです。
ただ日本国内で現在使用されているインプラントは基本的には良いものが多く、使用するインプラントが原因で手術が失敗するということではありません、低価格はやはり大きなメリットですし、1ピースのタイプでなければ審美領域での使用に十分耐えるものも多くあります。

医院のスタンスによって使用インプラントのラインナップは異なるわけです。


あえて避けるべきインプラントをいえば感染のリスクが高いHAインプラントやシェルシェブインプラントがあります。
HAタイプはハイドロキシアパタイトを表面にコーティングしたインプラントで、骨への結合が良く骨質が悪いケースでは有利と言われますが、長期安定性には不安があります。
国内においてはまだ多く使用されていますが、インプラント先進国である欧米ではHAインプラントは使用されなくなっています。
また、まれに国内の認可が下りていないインプラントを見かけますがこれも避けた方が無難でしょう。



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